オーテピア高知図書館は、高知県立図書館と高知市民図書館本館とで共同運営する図書館です。
両図書館の蔵書も同じ分類体系のもとにいっしょに並べ、窓口カウンター・デスクも両館の職員によりサービス提供します。
一方で、県立図書館の固有の機能である「市町村立図書館等支援機能」は、県の組織として支援協力担当を置いて、引き続き行います。また、高知市の固有の機能である「高知市全域サービスの拠点・高知市立学校等支援機能」は、高知市立市民図書館が担います。
オーテピア高知図書館は次の5つの基本コンセプトを柱にサービスを展開します。
1 地域の情報拠点
2 課題解決支援図書館
3 セーフティネットとしての図書館
4 図書館利用に障害のある方も使いやすい図書館
5 進化する図書館
この基本コンセプトの意味する内容と、具体的にどのように計画や建築施設等に反映しているか、3回に分けて、説明します。