７月の「ぴった」と「おはなしのじかん」 - オーテピア高知図書館のブログ

オーテピア高知図書館では、２階のこどもコーナー内にある「おはなしのへや」で、
毎週土曜日の朝に、おはなし会をしています。　

★ぴった～あかちゃんのおはなしかい～（乳幼児とその保護者対象）１０：００～１０：２０

夏らしい暑い日が続きますね。冷たいそうめんが食べたくなりませんか？
７月２９日の「ぴった」では、「にゅーめん　そーめん」というわらべうたを楽しみました。

♪にゅーめん　そーめん　ひやそーめん（腕を指先でなでる）
　かきがらちょうの（手の甲をカリカリ掻く）　ぶたやの（軽くたたく）　つねこさんが（軽くつねる）
　ちんぴ　ちんぴ　ちんぴ（腕を手首から腕の付け根のほうへ上がりながらつねる）
　だいこんおろし　だいこんおろし　だいこんおろし（腕をグーで擦る）
　みせですか　おくですか　（こちょこちょこちょ！）

お子さんの腕をなでたり、つねったり、擦ったり楽しい触れ合いの時間となりました。
最後は脇をくすぐるので、お子さんはみんな身構えて、クスクス笑っていました。

エプロンシアター『はらぺこあおむし』（エリックカール/原作）では、次々に出てくる食べものに子どもたちは喜んでいました。
「げつようび～げつようび～♪」と、歌を知っていた子は一緒に歌ってくれました。
最後に、ちょうちょを子どもたちの顔の前まで順番にひらひら飛ばしてあげると、嬉しそうに笑ってくれました。

「ぴった～あかちゃんのおはなしかい～」７月のプログラムはこちら…
７月１日　７月８日　７月２２日　７月２９日

★おはなしのじかん（幼児～小学生対象）１０：３０～１１：００

７月２９日の「おはなしのじかん」では、紙芝居『おもちおばけ』（古山広子／脚本、福田庄助／絵　童心社）を読みました。
「泊まった人が消えてしまう、へんな部屋」しか残っていないという宿屋。父親が面白がって泊まりますが、
その晩、壁の穴からぷくーっと膨らんできた白いものに捕まってしまって……
穴の中に消えてしまったお父さんに、緊張が走る子どもたち。
おばけを退治しようとする男の子を、手を握ってじっと静かに見つめていました。
最後は助かった人たちを見て、ほーっと笑顔になりました。
「２～３ヶ月も掃除してない部屋はいくらでもあるさ」というおばけのことばに、ドキッとした大人は、私だけではないはずです。